教育委員会を初傍聴
今日初めて、教育委員会を傍聴しました。6月に提出された学校給食検討委員会よりの意見書を受けて、中学校給食の実施について、基本的な方針が今日の臨時会で決まるとのことでしたから、「豊かな中学校給食を実現させる会」の代表の方とともに、傍聴しました。亀山中学と中部中学について『デリバリー方式』で行う、という基本方針については、あっけなく決定しました。(教育委員会としては)
実は、私も所属する「豊かな中学校給食を実現させる会」より教育委員会に対し、『中学校給食に対する質問書』を提出しておりました。
“安全で安心でおいしい給食”がどうしてよりによってデリバリー方式なのか?
食物アレルギーに対してどうするつもりなのか?
“給食は教育”といいながら、市が直接行うのは献立作成のみで、食材の購入にも調理にも携わらない。この状態で安心安全は守られるのか?市の責任はどうなるのか?
一部の子に弁当を予約販売するデリバリー方式でも『給食』と名がつけば、保護者は材料費を負担するのみで他は市が負担します。配膳室などの設備投資もします。一方、自宅から弁当を持参する場合には、すべてを保護者が負担します。このように中学生の昼食に対する税金の使われ方に不均衡が生じるわけですがこれにたいしてはどう考えるか?(旧関町はセンター方式の完全給食。こことの不均衡も続く)
など様々な疑問があり、教育委員会としての見解を聞きたかったからです。しかしこれらは話題の一つにも上りませんでした。
いままで、目指す山は、教員も保護者ももちろん教育委員会もいっしょで、登るコースが違うのだと、思っていましたが、もしかしたら目指す山も違っていたのだろうか?
しかし、ミートホープの例にあるような怪しい食材が、こどもたちの体に入る可能性の高い給食方法はなになのか?低い給食方法はなになのか?ちょっと考えるだけでも、私は言い続けなければいけない、と確信します。直営自校方式に勝る給食はないと。
亀山市が、シャープの誘致によって豊かになったというのなら、こどもたちにもぜひその恩恵を、と強く願います。
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