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2008年1月20日 (日)

えー?!なんでー?

こども劇場に会費を払いに行ったとき、会員さんたちの会話から。

 デリバリー給食について話が始まりましたが…。

「食べ物の質を下げるくらいなら選べなくていいよねー。みんな一緒でいい。」

「そうだよねー。何で中学校給食ないのー?わたしら普通にあったよー。」

「そうそうあったよねー。」

「なにか、普通にいい給食をやるとさー。すっごい困ることあるのかなあ?」

「それにさー。なんで三重県の高校は学食ないのー?」

「ええー?!それはうちもなかったー。」

「食べ盛りの高校生お腹すくじゃん。弁当だけで一日過ごすの?あったよー。」

「プールもないしねぇ。」

「高校だけじゃなくて、中学校もないよ。プール。」

「えーっ?うっそおー!信じられない!なんでー?うそだー!」(彼女はしばらく

間、うそ、信じられない、を連呼しショックから立ち直るのに時間を要した)

「そうか!だからみんなスイミングスクール行くんだ!」

「温水プールを作るって話どうなったんだろうね。」

「図書館はちっちゃいしねー。びっくりしたよ。街の分館かと思っちゃった。」

「亀山駅も使いづらいよね。駐車場もないし。」

「ねえ、なんで無料の自転車置き場ないの?井田川も下庄もあるんでしょう?

亀山駅利用の子だけが、月々3000円払って、3年間、自転車預けたらいくらに

なると思う?10万円超すんだよ!雨ざらしでもいい人いるよ。」

話は延々と続き環境問題にまで移るのですが、今日はこの辺にしときます。

(あんたたち今度、市長と語る会でその声をぶつけたらどうや。私が代弁するより迫力あるでぇ。)と感じた次第ですが、もしそうなったら、どう答弁されるかしら?「口で言うのは簡単ですが…。」とかいうのかな?

しかしこれらが実現した亀山市を想像してみると子育て世代にだいぶ優しい街になります。ぜひかなえていきたい、と思いました。

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2008年1月16日 (水)

産廃問題を考えよう

三重県は産業廃棄物問題多発県です。その要因は業者にも行政にもありますが、迷惑を被るのは住民です。私は地元に産廃処理施設があるし、ひとりで勉強するのも大変なので、「NPO法人廃棄物問題ネットワーク三重」に参加し、廃棄物問題を抱える三重県中の方々と交流し、勉強しています。

このたび三重県産業廃棄物の適正処理に関する条例(仮称)のあり方について 中間報告(案)が出されました。この1月いっぱいパブリックコメントを募集しています。中身を見て思ったのは住民の立場に立っておらず、業者に甘いなということです。

例えば、今まで産業廃棄物の処理実績に関して県が任意に報告を求めていたものを、新条例では報告義務を課すとのこと。これはいい。しかし違反したからと言って罰則があるわけではない。

だいたい、これを審議するメンバーに、私たちのような廃棄物問題に取り組むNPO法人のメンバーもいなければ、廃棄物問題を抱える住民の代表も入っていないのです。

私の住む町で、昨年、吉田工業という産廃処理業者が、現工場に加え、別の新しいリサイクル施設を作りたいと説明会がありましたが、地域住民は「学校や保育園に近い現工場を不安のない状態にしてから新しい話を持ってくるべきだ。そんな話は聞けない!」と猛反発。新しい施設への理解は得られませんでした。子どもや孫がここに安心して住み続けられるように、と考えたら真剣にならざるを得ないからです。三重県中にそんな方がいます。そういう人をメンバーにいれるべきです。

あまり日にちがありませんが、ひとりでも多くの人がこのパブリックコメントを出していただけますように。

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市民ギャラリーがほしい

中央コミュニティセンターでは講演会やコンサート、人形劇、パーティー、などいろんな催し物がされますが、市民ギャラリーとしての役割も大きなものがあります。

最近では市展も大々的にされたところです。日本画、洋画、書道、陶芸、他にも様々な表現があり、みごたえがありました。作品を展示するのに統一感のあるパネルが使われていたので会場全体が落ち着いた雰囲気でゆっくりみることができました。このパネルはレンタルだそうです。会場がもっと広いと、」ひとつひとつをもう少しゆったりかけられるのにな、と思いました。しかしこれ以上かけられる広い会場は亀山にはないそうです。

いろんな方から次のような要望をいただきました。

1.この会場は駐車場からだとわかりにくい。どこでどういう催し物をしているのかわかりやすく表示してほしい。

2.絵画や書道などチェーンが使いにくいし、かけられる壁も少ない。内装の色がベージュ系のなかに 黒色を大胆に使っており、落ち着いた雰囲気が出せないしかけづらい。

3.会場を予約できるのは半年前からである。せめて1年前にしてほしい。1年前から決まっていないと、どんな規模の作品をどれだけ展示するか予定が立たないし制作にも時間がかかるものもある。

4.事務所がどこかわかりにくい。

5.飲み物の自販機をおいてほしい。

以上5点です。

教育委員会と地域振興会の方にお話ししましたところ、会場の案内板と、自動販売機については実現可能なのではないかとのことでした。他の3点についても市民ギャラリーとして十分役割が果たせるよう、知恵を絞り、ぜひ前向きに検討していただきたいと思います。新しい市民ギャラリーを作っていただくのが一番嬉しいですが。

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2008年1.11事件

平和も民主主義も冒涜するこの歴史的なできごとについて、どうしても書いておかねばなりません。自民.公明による力ずくでの『新テロ特措法案再議決』についてです。

アフガン戦争から7年、イラク戦争から5年たちます。「テロをなくすため」と始められたこれらの戦争が始まる前、世界中のテロは1年間に200件であったそうです。今は一年間に14000件となりました。毎日毎日人が死んでいます。戦争で、テロはなくせないどころか、拡大し増長させていることが誰の目から見ても明らかです。

「タリバン」といっても中身はいろいろで、ほとんどが銃を持った農民です。子どもや妻、親を殺されたお父ちゃんがその恨みから銃を持つことも多いようです。カルザイ政権としても、彼らについては、「国際的なテロリストのアルカイダや、テロリストと結びついているグループ」とは切り離して考え、政治的交渉で和平を結ぶ努力が始められています。アフガニスタン上院でも「タリバン全体を対象とする米軍の軍事掃討作戦は止めてくれ」という決議があがっています。

憲法9条を持つ日本に求められているのは、アメリカの言いなりに戦争支援をすることではなく、平和のための外交努力です。(テレビで何度も石破防衛相が「若者の命まで犠牲にしてテロと戦っている国があるのに、日本だけ文民支援のみで良いのか?」といった意味のことを言っていましたが背筋が寒くなります。日本の若者をどうしようというのか?)

この法案で給油の対象になるアメリカの軍艦はどんなものなのか?与党が「テロとの戦いの大事な仕事であって戦争支援ではない。」といっている「海上阻止活動」。これをやっている軍艦にのみ給油するとのことですが、その軍艦が同時にイラクを爆撃してもアフガニスタンを爆撃しても、給油をするのです。(「海上阻止活動」では「臨検」といって強制的に船を検査しているのですが、国際法上は戦争行為です。)

暮らしが大変な中納めた私たちの税金が、罪もない人たちを殺すために使われる可能性は否定できません。

「国連」からも認められている、などと言う輩がいますが「国連憲章」と、「日本国憲法の9条」。比べてみてどちらが平和のレベルが高いでしょう?ダントツに9条が優れているのです。9条を優先するべきです。子どもの権利にせよ、教員の地位に関することにせよ、実に様々な勧告を国連から受けても無視をしているくせに、こんな時だけ「国連」というのはアンフェアです。

だいたいこれらの自衛隊派兵計画、シナリオを書いたのはあの人ではありませんか!ゴルフの接待付けになり、ワイロにまみれている元防衛事務次官。他の政治家の関与も大問題になっている。これらの疑惑の解明に力も尽くさずそーっとしておく福田首相。「国際貢献」なんて美しい言葉、使う資格はありません。

「会期延長、越年国会」この法案を通すがための作戦でしたが、裏目に出たことがあります。審議をすればするほど、国民の目に矛盾は明らかになり、昨年末のどの世論調査を見ても、新テロ特措法に反対の人が賛成を上回り、衆議院での再議決についても反対が賛成を上回ったのです。「民意を無視し、平和憲法を蹂躙する自民党.公明党」と「国民の願いや利益」。この2者は完全にねじれています。

わたしたちは誰も殺したくはないし、殺されたくもないのです。憲法9条の旗を振りかざし世界平和のリーダーシップをとらずして、どこで日本の旗を示すというのでしょうか?

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2008年1月14日 (月)

たくさんの声で政治が変わる

下庄駅から松坂を降りて亀山安濃線との交差点に、住民の悲願の信号機がついて1ヶ月がたちます。自治会、コミュニティがそれこそ一丸となって、信号機を設置せよと働きかけていただいたおかげで、こどもたちも安心して登下校ができるようになりました

。話は脱線しますが、今日は街頭宣伝にでていて、国政のこともお話ししていたのですが「国民の声が政治を変える、そんな状況が作られてきました。」という言葉を心を込めて語りました。この信号機のこともそんな状況を表すひとつだと思うからです。

初めて県の担当部に行ったときは「信号機の要求があることもきいていない、計画の予定もない」といわれびっくりしました。しかし信号がつくまでの安全策を一生懸命考えていただきました。

警察署に話をしに行ったとき、警察の方はまず「信号機をつけることによって車の流れがどうなるか、かえって渋滞するようなことになっても…」と言われました。「車の流れより歩行者の安全が優先でしょう!」と違和感を覚えたのを思い出します。(結果的には、歩行者だけでなく、車も安心して通行ができるようなったなと感じます。)

また、信号機の要求の多さ、かかる費用から、県の財政上亀山市には年間に一機つくかつかないかであるという話もありました。しかし市民の窓口として話を聞いているとき、県の財布の心配をする必要はないし、その立場でもないと思います。

市役所の担当部に行ったときは、「ああ。あそこは危ないですよね。」と共感していただいたのがとてもうれしかった。そんな思いのたくさんの方がいろんなかたちで声をあげてくださったのだと思います。

その後、議員になりましたが、私にとって、市民の目線を忘れずに力を尽くしていきたい、という気持ちを奮い立たせてくれる記念碑のような信号機となりました。

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2008年1月13日 (日)

不愉快なエピソード

エピソードその1  

昨年11月に、豊かな中学校給食を実現させる会が亀山市教育委員会に質問書を出したことは以前のブログで書きましたけど、その時「懇談の場を持っていただきたい」と要望しました。

文書回答をいただいたときには日にちの設定がされなかったので、再三お願いしましたがなしのつぶて。

昨年暮れに教育委員会を訪れ、もう一度お願いしたところ、「もう、デリバリー方式と決まっているのに、なにを話すのか?」との言葉。できないと言う連絡もいただいていません。このまま無視するつもりだったのでしょうか?倒れそうでしたけど、「説明も聞きたいし話したいこともあるのでぜひ日にちを設定して欲しい。」とお願いしました。

新年があけて最初の市議団会議で服部こうき議員に経過を話したところ、「ぼくからも電話してみるわ。」と言い教育委員会にかけてくれました。「決まったことに関しては市民の話は聞かないというのはおかしい。」といって。

すると驚いたことに、ものの10分もしないうちに、「日にちを設定した」という返事がかえってきたのです。

エピソード その2

地域公共交通会議(バスの会議)はわたしにとって目を離せない会議です。夢を語るだけではあかん、と揶揄されながらも、「シャープよりもバスを!市民の足を!」と言い続け、選挙を戦ったのですもの。都合のつく限り、誰よりも傍聴をしてきました。

会議の日は不定期でいつ開かれるか分かりません。ホームページをたびたびチェックしてましたがあまりにも間が空いたので担当部の方に「会議の日が決まったら教えてくださいね。」とお願いをしておきました。安心して、「連絡をいただくことになっていますから、一緒に傍聴に行きましょうね。」などと地元の方とも話をしていました。

ところが年が明けて聞くと、もう会議は開かれた後だと言うではありませんか。担当部に苦情を言いに行くと、「忘れていました」でもなく「すみません」でもなく、「ああ、そうでしたか。」とのんびり返されてしまいました。わたしにとってどんなに大切な会議だったか、このために今まで通い続けたのに、と語ると「すみませんでした。今度は…」と言っていただきましたが、気持ちがすっきりしません。説明をもっとすれば良かったのか?信じた私が悪かったのか?そんなに無理なお願いだったのか?

二つのエピソードから

「ぼくも1期目は何度かそういうめにあった。」とこうきさんは言います。役所や一般企業では「新人やから仕方がないではないか。」と思われる方が多いのでしょうか?生意気なようですが、わたしはそうは思いません。

私は看護の仕事に携わっておりました。新人からベテランまでチームで仕事をするわけですが「命を前に、新人もベテランもない、患者さんのためなら気づいたことはどんどん言いなさい。」と、未熟な面については指導され、叱られることも多かったけど、言った意見については平等に扱っていただいた、と言う思いがあります。様々な年齢層の方と関わるのですから、新人の方が得意なこともあるわけです。

議員や役所の仕事もいっしょではないでしょうか?市民の幸せを前に、誰が言ったか、一般市民か自治会長か議員か?何期目の議員が言ったか、そんなことで対応に差を付けて仕事をしてもらったら困ります。等しく尊い市民がついているのですから。特に教育委員会はこどもたちに人権について教育する立場なのですから、そんなセンスのないことをしとったらあかんと思うのです。

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2008年1月 8日 (火)

12月議会 中学校給食その2

今回に限って特に、「福沢さんですよね。ケーブルテレビで質問みましたよ。」とたくさんの方、面識の無い方からも声をかけていただきます。女性が多いです。

「がんばっとったなあ。」「もっともっと言うたってや。」というのは多数派、

「ちょっと説明長いよ。」というアドバイス。

「何で聞いとることに答えてくれへんのやろ?」というのも。

嬉しかったのは、「給食ってこどもが大きくなったら関係がないと思っとったけどそうじゃないんですね。」

変わったところで、「後ろで聞いている他の議員の態度が不愉快だった。『また言うとる』、みたいな表情で。あの人たちには子どもや孫がいないのかしら?」と言う声もありました。

ありがたいエールです。

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12月議会 中学校給食その1

12月議会で中学校給食について、質問しました。教育委員会が「中学校給食はデリバリー方式で行う」との基本方針を示したからです。

シャープで財政が豊かであると言われながら、どうして旧亀山市の義務教育中である中学生の子たちは、冷たく冷やしたデリバリー給食(予約配達弁当、ごはんだけは温かいらしい)を食べさせられることになったのか?教育、食育をするなら直営自校方式が望ましいというのは国、県の一致した見解です。(給食と名前を付ければいいってもんじゃないよ!ミルク給食とかデリバリー給食とかさ。)

小学校で食べている直営自校方式の給食より、地産地消率、安心安全のレベルが低下するとわかっていてなぜ決めたのか?中学生ならいいのか?(身長が伸び、生殖器も発達し、一番骨密度がアップする時期の子たちですよ。)

教育として行うと言いながら、なぜ民間に任せるのか?なぜ全員でないのか?(弁当やパンや給食など様々な昼食を食べる子らを前に、にいったい何を教育するというのか?)

旧関町の完全給食を食べている子らとの、あるいは自宅から弁当を作ってもらう子らとの税金の使われ方の格差をなんと説明するのか? 

どれをとっても、わからないことだらけです。質問しても…やはり分かりませんでした。

わかったのは、教育委員会としては「現在小学校で行われている直営自校方式よりも、デリバリー方式の方が、中学生の教育としての給食としてよりふさわしい」と認識しているらしい、ということ。自分の食事を自分で管理する主体性を身につけることができるため、食を選択する力を身につけることができるためだそうです。(家の弁当が良いか、果たして給食か?あるいは焼き魚弁当か焼き肉弁当か?そんな選ぶ力ならわざわざ学校でつけていらん!と叫んでしまいました。)

そして税金の使われ方の不均衡については、「デリバリー給食は、全員が注文する権利を有しているので不公平ではない」との見解でした。

あまりの答弁にぶちきれてしまい、冷静さを欠いた質問となってしまい、疲労が2~3日残りましたが、中日新聞の記者さんがインタビューしてくれて次の日の中勢版に載りました。

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あけましておめでとうございます

新しい年をむかえました。おめでとうございます。

たくさんの方に年賀状で「ブログ見てるよ。」って書いていただきました。ありがとうございます。「一日一回はパソコンに向かう」よう頑張りたいと思います。(あの…毎日更新するという意味ではありません…。)国政、県政、市政、昨年もいろいろあったように今年もいろいろあるでしょう。なにがあっても私たちの生活に関わってきます。私流にかみ砕いて意味が分かったところで皆さんに発信していきたい、と思います。

本年もどうぞよろしくおねがいします。

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