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2009年5月 8日 (金)

亀山市議団ホームページ開設

このかわいいブログともお別れの日がやってきました。5月7日付で日本共産党亀山市議団のホームページが開設されましたのでそちらに引っ越しします。このブログとは違い画面が非常にシンプルなので写真もつかっていっぱい発信していこうと思います。

新しいホームページのアドレスです。 http://kameyama.jcpweb.net/

 いままでニュースとして配った『福沢みゆきのかけある記』1~10号もみることができます。いままでいただいたコメントに対しお返事を送ってもどうも届いていなかったようですが、この問題も解消するのではないかと思います。今までありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

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2009年5月 6日 (水)

こどもの日に思う

 しんぶん赤旗の日刊紙に 『主張』といういわゆる『社説』に準ずるコーナーがあります。易しい言葉でわたしに直接語りかけてくれるので大好きです。昨日の、こどもの日の『主張』はわかりやすく、ひとりでも多くの方に読んでいただきたいなと思いましたので転記します。長くなりますが、どうかどうかお読みください。

風薫る五月、笑いながら駆けていく子どもたち。見ている側も思わずほほえみます。子どもは社会の宝、未来をつくる主人公です。

 その子どもたちが安心して成長していけるようにすることは、おとなの責任です。

心の声に耳を傾けて

 何より、すべての子どもに衣食住、保育や教育を行き届かせることです。ところが、この当たり前のことにほころびが生じています。「子どもの貧困」の拡大です。

 構造改革による雇用破壊、不十分な社会保障のなか、親たちは子育ての余裕を奪われ、食事もままならない子どもが増えています。

 本紙は現場からその姿を伝え、問題解決を呼びかけてきました。今後も力を注ぎたいと思います。

 日本の子ども関連の予算は、フランスの四分の一の水準にすぎません。そのもとで養育費や学費の調達は親の自己責任にされています。親の収入がなくなれば、子育てが行き詰まる仕組みです。

 子ども関連の予算が多いフィンランドでは、国から母親全員にベビー服やかけ布団、哺乳びんや絵本などがぎっしりつまった箱が届きます。十七歳まで子ども全員に月一万三千円程度支給され、専門学校や大学を含め教育は無償です。学生は月々数万円の返済不要の奨学金をもらえます。

 日本も予算の使い方を変えれば、そうした国になれます。次の総選挙で新しい政治への道を開き、子どもの貧困のない国へ大きな一歩を踏み出しましょう。

 教育に目を転じれば政府や財界の「いまの子どもはこれが足りない。だからこれをやらせよ」という姿勢が気になります。例えば学力がないから授業時数を延ばし全国テストで尻をたたくなどです。

 学力とは何か、人間はどう育つのかの冷静な議論なしに、支配的な人々の「こうあるべき」から発せられる号令は、子どもを貧しい人間観の枠にはめ、未来の芽をつむものでしかありません。

 いま必要なことは、子ども一人ひとりをよく見ること、心の声に耳を傾けることです。

 なぜ学習がつまらないのか。なぜ人間関係で傷ついているのか。そんな自分のことを理解し、一緒に歩いてくれるおとなを、子どもは求めています。そして、そうした関係を通じてこそ、子どもは人類が築いてきた学問や文化をわがものにしていくはずです。

 その仕事の中心に教員がいます。それだけに、教員を上から言われた通りの業務をこなす“実務者”に変質させる、政府・財界の教育統制を許してはなりません。

 憲法と「子どもの権利条約」を生かし、子どもたちの豊かな人格形成を支える教育をつむぎ出すための共同を発展させましょう。

「世界の宝」手渡そう

 世界では戦火がやむ日がありません。アフガニスタン、イラク、そしてガザ…自分を守る力が弱い子どもは真っ先に殺され、心身を深く傷つけられます。

 日本には憲法九条があります。九条は戦争のない世界を築くための「世界の宝」です。高校の教職員組合の調査でも高校生の六割が九条を支持しています。憲法九条を守り、子どもたちに手渡そうではありませんか。

 力をあわせて、子どもたちが安心して育つことができる社会をつくっていきましょう。

以上が主張です。

 家の小学5年の息子は、4月の初め北朝鮮が何かを打ち上げることに対して、日本が迎撃ミサイルを準備している映像を見て、「これは仕返しととられるのではないか?こんなことを繰り返すことが戦争につながっていくのではないのか?」と不安そうに言いました。

 日本には憲法という、国が絶対に守らなければいけないお約束があり、その中の9条で、「もめごとは話し合いで解決を図ること」、「国が勝手に戦争することは許されていないこと」が謳われていることを説明しましたが、「それならなぜ世界中の全部の国が戦争は止めようって約束できないのか?」と問い、夜中何度も起きてきてはこの不安と問いを繰り返しました。

 世界中に、不安や恐怖で眠れぬ夜を過ごしている子どもたちがいることを実感した夜でした。

ご一緒に子どもたちが安心して育つことのできる社会を作っていきましょう。

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2009年5月 4日 (月)

元永定正展にて

5月2日、三重県立美術館で、伊賀出身の、元永定正さんのギャラリートークとパフォーマンスがあり、こどもたちとでかけました。色づかいにドキドキし、自由な形に心が耕されます。閉館ぎりぎりまで楽しみました。87才という年齢がかえって輝いて見える素敵な方でした。

ギャラリートークでは、『我流が一番。ピカソなど天才と言われている人は皆我流。誰でも天才と言われるものをもっている。それを見つけいかに続けるかが大事だ。』という意味のことをおっしゃったのに対し、会場から年輩の方より『誰でもと言うが、あなたの場合は特別才能があったから、大好きな絵を70年以上続けてこられて結果が出たのではないか?』という意見が出されました。それに対し再び『いや誰でも天才でっせ。みなさん続けるいうことを怠けてはるだけや。今からでも遅ない、好きなこと見つけてつづけなはれ。』とやわらかい伊賀弁でしっかり主張されました。

パフォーマンスでは、コップに入った色とりどりの絵の具の液を、大きなキャンバスに向かってひっかけて、作品を作りました。作品はそのままホールに展示されました。ホールにはいるだけで元永ワールドが楽しめます。ぜひ一度足を運ばれることをおすすめします。

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2009年5月 3日 (日)

え~え話 聴かせてもろたわ~

4月30日に第3弾の市政報告会が阿野田の二本松団地でありました。

この町でさせてもらうのは初めてでした。参加くださる方も初めての方ばかりで、これはいきなり市政報告をしてもだめだと思い、まずは自己紹介をゆっくりさせていただきました。(私としては議員になる前から、この団地は新聞配達やニュース配布のエリアですし、顔見知りになった方からバスや信号などの要求を伺いもし、一方的に親しみは感じていたのですが…。)

市政報告として、私と服部議員から、バスのこと、国民健康保険のこと、介護保険のこと、タクシー券のこと、議会のことをお話ししました。みなさんから、南部の発展について、公共下水についてなどご意見をいただきました。最後に県党書記長の中野たけしより、構造改革とは何だったのか、大企業大資産家優遇の政治の現状について等、お話しさせていただき、お開きとなりました。

今日5月2日に、ご参加いただいた方にお会いしたところ、第1声が「え~え話 聴かせてもろたわ~。」でした。ため息混じりに心の底から思わず出た、というようなその声に、こちらが感動するほどでした。「一度いってみるわ、と気軽に参加したが、あまりにええ話だったので友達にも話したところだ。」とのことでした。

やってよかった、またやろう、と元気をいただいた1日でした。

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