元永定正展にて
5月2日、三重県立美術館で、伊賀出身の、元永定正さんのギャラリートークとパフォーマンスがあり、こどもたちとでかけました。色づかいにドキドキし、自由な形に心が耕されます。閉館ぎりぎりまで楽しみました。87才という年齢がかえって輝いて見える素敵な方でした。
ギャラリートークでは、『我流が一番。ピカソなど天才と言われている人は皆我流。誰でも天才と言われるものをもっている。それを見つけいかに続けるかが大事だ。』という意味のことをおっしゃったのに対し、会場から年輩の方より『誰でもと言うが、あなたの場合は特別才能があったから、大好きな絵を70年以上続けてこられて結果が出たのではないか?』という意見が出されました。それに対し再び『いや誰でも天才でっせ。みなさん続けるいうことを怠けてはるだけや。今からでも遅ない、好きなこと見つけてつづけなはれ。』とやわらかい伊賀弁でしっかり主張されました。
パフォーマンスでは、コップに入った色とりどりの絵の具の液を、大きなキャンバスに向かってひっかけて、作品を作りました。作品はそのままホールに展示されました。ホールにはいるだけで元永ワールドが楽しめます。ぜひ一度足を運ばれることをおすすめします。
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